茅葺き屋根の修繕
去年の台風で母屋の茅葺き屋根が一部破損してしまったため、今年の春頃から修繕をしていただいておりました。
周前後、
正面側からはあまり変化が無いのですが
修繕頂いた裏側はとっても綺麗です!
最近は茅葺職人さんはとても貴重な存在で、
今回も、以前より茅葺き屋根の修繕や葺き替えをお願いしておりました、
銚子の80代の職人さんお二人にお願いしました。
こちらの職人さん方は本当に凄いのです。
銚子から往復2時間かけてお車で通って頂く上、日差しの強くなった来たこの時期の日中屋根に登っての作業はとても大変な事だと思いますが、お年を感じさせないパワフルなお仕事ぶりは圧巻でした。
中野屋の母屋は2階建てなので余計にお手間をお掛けしました。
茅葺きの修繕と併せて
寄棟屋根の一番高いところの台所側には火事が起こらないようにという意味で「水」の文字を
反対側は通常家内安全という願いを込めて「寿」と書くそうなのですが、商いをしているのであればこれがいいよ!!と職人さんが屋号である中野屋の「中」を書いてくださいました。
文字と大棟は漆喰で仕上げて頂きました。
真っ白でピカピカです!
宜しければ是非こちらもご覧になって下さい。
これでしばらく茅葺屋根は大丈夫そうです。
茅葺き職人さん、本当に有難うございました。
末永いご活躍を祈念しております。