『冬の古民家は寒くないですか?』~母屋あったか計画2019
『冬の古民家は寒くないですか?』
寒くなって参りますとよく頂くご質問です。
特に古民家のご利用が初めての方はご心配もありますよね。
寒さの感じ方は個人差がございまが、 確かに古民家は現代的な高断熱住宅に比べますと断熱性に欠けます。
しかしながら
冬の古民家は夏とはまた異なる趣や愉しみがあり、
是非冬も遊びにお越し頂きたい!
そこで今回は具体的な母屋のあったか計画をご紹介していこうと思います。
いつものとおり出来る範囲でとなりますが、
今年から始めたりリニューアルしたものがございますので併せてご紹介します。
寒さは窓から
と申します様に、寒い季節は窓から暖気が逃げて冷気が入ってきます。
母屋の窓は昔ながらの木製窓からアルミサッシの窓に変えておりますので、
隙間風がぴゅーぴゅー入って来るようなご心配はないのですが、
もう少し窓回りの断熱何とかしたいなぁ
という事で
母屋の主要な窓にはオールシーズンこの様なカーテンを使っておりますが↓
レールをダブルに交換し、
厚手のカーテンをプラスして2枚重ねにしました↓
また、温暖な時期にはカーテンの無い場所にも追加しました。
こちらは玄関です。
*この引き戸は昔からある木製タイプです↓
カーテンを引いて外から撮影してみました。
昔の商店が閉店している時の様ですね↓
試しに
夜になってから暖房を稼働させ、
カーテンを閉めたときと開けたときの体感を確認しましたが、
やはりカーテンを閉めているときの方が保温性があり、暖かさを感じました!
冬は夕方になりましたら是非厚手のカーテンをご利用ください。
そして和室のホットカーペットも
今までの1.5倍の大きさにチェンジ↓
ゴロゴロスペースが広くなったかな?
(テーブルと座布団はお好みでどかしても勿論OKです)
こちらはコタツです↓
コタツは昨年大きなものに変えてブログ記事でもご紹介しておりますが、
今回も「こたつあります」アピールです。笑
ここから先は写真でお見せする程のものでもないので迷いましたが、、、
「ふむふむ、こういうものがあるのね」
と確認頂く為に、、、載せます。
脱衣所の温風ヒーターも今年は少しパワーを上げた壁付けタイプ(スペースが無かったので棚につけております)に変えました↓
中途半端な高さについておりまが、
暖気は上に上がってしまう為、悩んで少し取付位置を下の方にしてみました。
他に
浴室内にも暖房がございます。
足湯桶を使った『中野屋的入浴方法』のご提案もさせて頂いておりますので、是非お試しください♪
トイレ3室中の男女共用の1室にはヒーターがあります↓
こちらは温風が出るヒーターではなく、
個室内をじんわりと暖め、寒さを和らげるタイプです。
便座ヒーターは3室全てついております。
キッチンや洗面台のマットは厚手のマットに変えて、下からの寒さ対策をしてみました↓
もちもちした踏み心地がいい感じです。
立ち作業の疲れも軽減されそうです、個人的にも欲しくなりました。
他にも常設のエアコンがあり、ヒーター類は適宜ご用意しております。
そして冬は何といっても囲炉裏です
勿論夏も囲炉裏をお使い頂けますが、季節的には冬がぴったりです。
炭を焚いておくとほんわかお部屋内も暖まります。
ヒーターやエアコンとはまた異なり、まろやかな暖かさで心地良いです。
囲炉裏でお料理を作らない時でも
炭を焚き、お茶やお酒を飲みながら囲炉裏を囲んで団らんするのもまた一興です。
冬季にBBQと囲炉裏の両方お使いになる場合は
日が出ているうちに→BBQ
日没後は→囲炉裏
がお勧めです!
母屋をご利用頂くにあたりまして寒さがご心配な方は、
・室内で羽織れる上着や
・厚手の靴下(靴下2枚履きも良いですよ)、
・就寝着はトレーナー+インナーなどをお持ち頂くと安心かと思います。
冬の母屋も是非お楽しみください♪